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あまくさ

Author:あまくさ


 平将門の生涯を追うと、平安時代中葉~後半期の関東地方が、深刻なアナーキズムにつつまれていたことがわかります。東北の蝦夷との強いられた戦争。都の権門や国司たちによる過酷な搾取。
 関東の武士や民衆は、みずから汗を流して開拓した農地を守るため、立ち上がりました。それが、将門をリーダーとする大反乱です。
 将門は「新皇」と名乗り、「関東独立王国」を建設しようとしましたが、この歴史上初めての壮大な実験は、あえなくついえました。彼らの政権構想が、あまりに未熟だったからです。
 将門と坂東武者たちの見果てぬ夢。それが実現したのは、2世紀あまりのちのこと。源頼朝の登場まで待たなければなりませんでした。
 鎌倉幕府成立の本質は、武士による革命であり、働く者を社会の中心にすえる「世直し」とも言えるものでした。


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41 時代区分についての覚書

1.日本史の時代区分には無理がある

 日本史の時代区分は、旧石器時代から始まり、縄文時代、弥生時代、古墳時代、古代(奈良・平安時代)、中世(鎌倉・室町時代・戦国時代)、近世(江戸時代)、近代(明治~第二次世界大戦)、現代(ポツダム宣言受諾以降)というのが標準になっています。

 一見して、なんだか変でしょう(笑)

 旧石器と縄文(土器)・弥生(土器)は道具の名称、古墳はお墓、奈良とか平安とか鎌倉などは政権所在地。
 そして、古代~現代という用語を使うなら、本来は原始・古代・中世・近世・近代・現代となります。
 カテゴリーの異なる区分が、いい加減につながっていますね。

 中世とか近世というのは、もともと西洋史学の考え方を日本史に強引にあてはめたもの。そういう意味で、ちょっと無理があると言う人もいます。

 一応、教科書的には旧石器時代・縄文時代・弥生時代を原始時代、飛鳥時代くらいから平安時代までを古代としているのだと思いますが、弥生時代を原始時代と呼ぶのもやや違和感がありますし、古墳時代はどちらに入るのかはっきりしません。

 日本史の場合、原始から古代の入り口あたりが欧米の理論に一番あてはめにくいんです。
 そこで「原始」という言葉はあまり使わず、旧石器、縄文、弥生、古墳として、そこから急に古代とか中世とか言い出すんですね。

 古代・中世を使わない場合は、飛鳥時代・奈良時代・平安時代・鎌倉時代・室町時代・江戸時代と呼びますが、これらは先に書いたように単なる「政権所在地」。都の移動を時代区分とするのは意味があるかどうか疑問で、古代・中世の方が、西洋史学の物まねとは言えまだしも歴史的な内容があるので、結局、上に書いたような感じになっているのだと思います。


2.時代区分というのは歴史観の問題ですね

 ところで、ここでは無謀にも姫国流の時代区分を提案しておきたいと思います。

 と言っても、上記の区分論に異を唱えるというほどの意図はなく、姫国を書き綴るテーマとして、歴史の流れについての私の考え方を示そうということです。
 かっこよく言えば、「歴史観」の問題。

 さて。

 まず、いきなり乱暴ですが旧石器時代と縄文時代は除外します(!)

 なぜかというと、私は歴史というのは「物語」だと思っているんですね。
 旧石器・縄文時代は考古資料以外にデータがなく、歴史を物語として復元することがほとんどできないのです。

 弥生時代も考古資料の他にデータがほとんどない点、縄文時代に事情が似ています。ところが、弥生時代の場合はなんとか歴史の物語をたどることができるのです。
 どんなふうに「復元」するのかというと、実例としてこの姫国の「日本列島と戦争・弥生時代編」を読んでいただけるとうれしいです。

 28 彼らはコメと戦争をもってやってきた

 ま、そんなわけで姫国では時代の対象を弥生時代~現代とし、これを3分割してみます。

① 弥生時代~平安時代
 これを「王の時代」と仮称します。

② 鎌倉時代~室町時代前半
 これを「武家の時代」と仮称します。

③ 戦国時代~現代
 これを「民衆の時代」と仮称します。

 「王の時代」「武家の時代」「民衆の時代」。
 そう捉える理由については、これからのエントリで少しずつ説明していきたいと思います。




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