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あまくさ

Author:あまくさ


 平将門の生涯を追うと、平安時代中葉~後半期の関東地方が、深刻なアナーキズムにつつまれていたことがわかります。東北の蝦夷との強いられた戦争。都の権門や国司たちによる過酷な搾取。
 関東の武士や民衆は、みずから汗を流して開拓した農地を守るため、立ち上がりました。それが、将門をリーダーとする大反乱です。
 将門は「新皇」と名乗り、「関東独立王国」を建設しようとしましたが、この歴史上初めての壮大な実験は、あえなくついえました。彼らの政権構想が、あまりに未熟だったからです。
 将門と坂東武者たちの見果てぬ夢。それが実現したのは、2世紀あまりのちのこと。源頼朝の登場まで待たなければなりませんでした。
 鎌倉幕府成立の本質は、武士による革命であり、働く者を社会の中心にすえる「世直し」とも言えるものでした。


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10 日本の歴史を記述する試み

 今回は、このブログのこれからの方針について、少し書いてみようと思います。

 スタートしたころには、ブログってはじめてだったので何をどう書けばいいのかカイモクわかりませんでした。
 そこで、とりあえず歴史やらマンやらとはばをひろげ、興味のあることを”ごった煮”的に放り込んでいくような感じで始めてみたのですが、もう少しテーマをしぼったほうがいいのかな、と。

 1ヶ月半ほどやってみて、そう考えました。

 で、これから先はこんなふうにしてみよう、というのを書きます。


 まず、マンガは切り離すことにしました。
 ただ、マンガについてもいろいろ興味はあるので、別のブログをもう一個こさえて、そちらに引っ越そうと思っています。タイトルは「姫氏の国のマンガ案内」とかにしようと思いますが、気が変わるかもしれません。

 「姫国」本編は、テーマを日本の歴史にしぼろうと思います。

 少しだけ私事にふれると、わたしは本業として歴史に関わりのある仕事にたずさわっています。ただ、体系的に史学を専攻したことはありません。
 わたしの歴史知識は、「ヘタの横好き」「門前の小僧」の調子であれこれ”つまみ食い”してきた蓄積にすぎませんが、子供のころから歴史は大好きでしたし、仕事としてもまがりなりに長年やってきたので、ソレナリにはなってきたような気がしています。
 で、「これから歴史の面白さをのぞいてみたい」という方には、ナニガシカお役に立てるのでは、と思うんです。

 そこで、以下のようなカテゴリーを考えてみました。

1)有名な人物の、有名なエピソード(入門編)
2)有名な人物の、あまり知られていないエピソードや実像
3)あまり知られていない人物・エピソードについて
4)歴史にかかわる意外な視点・論点

 1)は歴史好きならたいてい知っていても、知らない人もけっこういる。だけど、知らずにいるのはモッタイナイ面白い話、ちょっとイイ話というところでしょうか。
 例えば、織田信長から秀吉のカミさんに宛てた手紙。癇癖のつよい独裁者と思われがちな信長の、意外な一面をうかがうことができます。

 2)聖徳太子・蘇我入鹿・天武天皇。この三人は、実は古代史のカギをにぎるといえるほどの謎の人物たちです。
 聖徳太子=蘇我入鹿説がある、といったら驚きますか?
 これは学際的な研究ではなくミステリー的な視点から提起された説ではありますが、けして一笑には付せない考察をふくんでいます。
 また、この3人の実像が通説とは大きくことなることは、オーソドックスな史学、考古学の世界からも明らかにされつつあります。その意味で、4)に属する内容とも言えます。

 女性編としては、斉藤道三の娘にして、織田信長の正室・濃姫。
 父はマムシ、夫はうつけ。
 そのうつけが”天下人”になる。これだけでも数奇な運命を感じさせる女性ですが、実は父・道三死後の消息がほとんど不明でした。離縁説、死亡説があったのですが、近年、彼女の後半生についてあらたな光があたるようになってきました。

 3)として、近く書こうと思っているのは、”青岳尼”という女性です。
 この人の生きた時代は、戦国期。”小弓公方”足利義明の長女で、父の戦死後、鎌倉尼五山の筆頭、太平寺の住持となります。ところが房総の戦国大名・里見義弘が鎌倉に侵入したとき、なんとこの高貴な尼僧を連れ去り正室にするという事件がおこります。

 里見義弘は『八犬伝』で有名な里見義実の子孫で、関東の覇者・北条氏と抗争をくりひろげました。
 それにつけても、里見は面白い!!

4)としては、邪馬台国論争があります。私は別に畿内説論者ではないのですが、「畿内説」は少し誤解されている感じがかねがねしているので、どちらかというとこちらに軸足をおいて考えてみるつもりです。

 他に、「武士の誕生」をめぐる謎。2)とダブりますが、「聖徳太子はいなかった」説(これはれっきとした学説です)など。

 それから、どこに分類すればいいかわかりませんが、ブログのタイトルそのもの、「東海姫氏の国」と謎の予言書「野馬台詩」についても、いずれとりあげてみたいと思います。


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