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あまくさ

Author:あまくさ


 平将門の生涯を追うと、平安時代中葉~後半期の関東地方が、深刻なアナーキズムにつつまれていたことがわかります。東北の蝦夷との強いられた戦争。都の権門や国司たちによる過酷な搾取。
 関東の武士や民衆は、みずから汗を流して開拓した農地を守るため、立ち上がりました。それが、将門をリーダーとする大反乱です。
 将門は「新皇」と名乗り、「関東独立王国」を建設しようとしましたが、この歴史上初めての壮大な実験は、あえなくついえました。彼らの政権構想が、あまりに未熟だったからです。
 将門と坂東武者たちの見果てぬ夢。それが実現したのは、2世紀あまりのちのこと。源頼朝の登場まで待たなければなりませんでした。
 鎌倉幕府成立の本質は、武士による革命であり、働く者を社会の中心にすえる「世直し」とも言えるものでした。


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9 八犬伝博物館のある城

 千葉県館山市に、八犬伝博物館があります。
 正式な名称は、館山市立博物館分館。
 本館の方には安房の歴史と文化、戦国大名・里見氏関連資料、民俗資料などが展示されていますが、こちらの館山城を模した分館は「八犬伝」で満載!!

 滝沢馬琴が江戸時代に著わした、一大長編伝奇小説『南総里見八犬伝』。
 ここには、その馬琴についての資料がある。錦絵や、歌舞伎のからくりもある。昔、NHKで放映された『新八犬伝』、その中で使われた辻村ジュサブローの人形もある。現代の小説、マンガもある。

 日本史、とくに戦国史に興味のある方、南房総に君臨した里見氏について知りたい方、八犬伝が好きな方、江戸文化が気になる方。

 一見の価値はあると思います。近くに行かれたときは、ぜひ、お立ち寄りを。

千葉県館山市館山城山公園内
JR内房線館山駅よりバス「城山公園前」下車

《博物館月報「館山城/館山市立博物館分館」》
http://www.hakubutu.com/museum/MU_8dogs.html

 ところで、館内の何階だったか忘れましたが(下の方だったと思う)、懐かしいNHK『新八犬伝』のうちの3話が観られるところがあります。
 どうして3話だけなのかと思ったら、それ以外は全部テープが消去されてしまったそうですね。

 さて、『新八犬伝』。
 原作の『南総里見八犬伝』は、戦国時代前半期の物語です。
 舞台は南房総、安房。
 領主・里見義実の娘、伏姫は、怨霊の呪いから飼い犬・八房の子をみごもり、自害。その時、伏姫が持っていた数珠、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の文字が浮きでた八つの玉が、空高く飛び散りました。
 この八つの玉と、名前に「犬」の1文字をもつ八人の若者「八犬士」。
 関東の各地で別々に生まれ育った彼らは、やがて不思議な宿縁によって、1人、また1人と互いを知るようになります。そして、里見家存亡の危機に8人は集結。彼らの活躍により、戦国里見氏繁栄のいしずえが築かれるのでした。

 全106冊の大ロマンを8行で説明すると、まあこんな感じです

 NHK『新八犬伝』は、この物語の翻案。原作を骨格として、史実や「小栗判官伝説」などを盛り込んで仕立て上げたようです。

 いくつか、見どころがありました。
 黒子に扮した語り部・坂本九の名調子も、なつかしいですね。
 歌舞伎や文楽の手法を取り入れたという演出も、注目。

 しかし、なんと言っても圧巻は、辻村ジュサブロー作の妖しく、美しく、どこかオドロオドロしい人形たちでした。
 その数、実に350体もあったとか!



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