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あまくさ

Author:あまくさ


 平将門の生涯を追うと、平安時代中葉~後半期の関東地方が、深刻なアナーキズムにつつまれていたことがわかります。東北の蝦夷との強いられた戦争。都の権門や国司たちによる過酷な搾取。
 関東の武士や民衆は、みずから汗を流して開拓した農地を守るため、立ち上がりました。それが、将門をリーダーとする大反乱です。
 将門は「新皇」と名乗り、「関東独立王国」を建設しようとしましたが、この歴史上初めての壮大な実験は、あえなくついえました。彼らの政権構想が、あまりに未熟だったからです。
 将門と坂東武者たちの見果てぬ夢。それが実現したのは、2世紀あまりのちのこと。源頼朝の登場まで待たなければなりませんでした。
 鎌倉幕府成立の本質は、武士による革命であり、働く者を社会の中心にすえる「世直し」とも言えるものでした。


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49 南満州鉄道

 明治維新以来、懸命に西洋文明をとりいれ「富国強兵」をめざした近代日本は、しだいに国外へと目をむけるようになります。朝鮮半島や中国東北部への進出がはじまるのです。
 この時代の日本のあり方を、是とするか否とするか。
 それは、私たち日本人にとってたいへん重い課題であり、容易に結論を語ることはできません。
 ただ、やりかたの善悪はべつにして、国外に積極的に進出して新しい国際秩序の構築にかかわろうとした国家は、当時のアジアにあっては日本の他にはありませんでした。たとえ未熟であったとは言え、独自の外交・経済戦略を構想し「世界史」の渦中に身を投じた経験は、その後の日本の歩みにも大きな力をあたえていることを軽視するべきではないでしょう。

 日本が世界に挑戦したあの時代、その最前線となった地は満州の大地でした。
 そして、その真の担い手は、暴走する軍部ではありませんでした。
 当時の満州には、「日本最大の知能集団」と呼ばれる組織が存在したのです。

 それは、満鉄調査部です。

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