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あまくさ

Author:あまくさ


 平将門の生涯を追うと、平安時代中葉~後半期の関東地方が、深刻なアナーキズムにつつまれていたことがわかります。東北の蝦夷との強いられた戦争。都の権門や国司たちによる過酷な搾取。
 関東の武士や民衆は、みずから汗を流して開拓した農地を守るため、立ち上がりました。それが、将門をリーダーとする大反乱です。
 将門は「新皇」と名乗り、「関東独立王国」を建設しようとしましたが、この歴史上初めての壮大な実験は、あえなくついえました。彼らの政権構想が、あまりに未熟だったからです。
 将門と坂東武者たちの見果てぬ夢。それが実現したのは、2世紀あまりのちのこと。源頼朝の登場まで待たなければなりませんでした。
 鎌倉幕府成立の本質は、武士による革命であり、働く者を社会の中心にすえる「世直し」とも言えるものでした。


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32 斉藤道三 -武・商・僧の三つの道-

 斉藤道三は、言わずと知れた戦国時代の武将。
 出自も不詳、人物の評価も大きく分かれる謎の人物です。そして、娘を織田信長に嫁がせた男としても有名。

 とにかく、この男はドラマチックです。伝承では、京の妙覚寺で修行した僧侶上がり。その後、油売りの大商人となり、さらに美濃の土岐家に仕官しますが、権謀術数をつくして主家を乗っ取ってしまいます。ついに大名にまで成り上がったわけです。

 異名は、「美濃のマムシ」。
 江戸時代の軍記物語から、残忍酷薄な大悪党としてのイメージで、語りつがれてきました。

 ところが、昭和になってこの悪役像に大変化がおとずれます。

 司馬遼太郎が、名作「国盗り物語」の主人公にこの人物を取り上げ、驚くほど魅力的なヒーローに描いて見せたのです。

 司馬遼太郎の斉藤道三は、人を騙し、陥れながら次々に成り上がっていくのですが、その騙しのテクニックに暗さ、陰湿さがなく、どこか優しさも秘めて憎めないキャラクターに仕立て上げられていました。

 ところで、最近(と言っても、初出は平成11年ですが)、この斉藤道三の物語に、新たな秀作が出現しました。

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26 今川義元

 駿河守護職・今川氏の第9代目当主。
 永正16(1519)年生まれ。永禄3(1560)年5月敗死。享年42才。

 今川義元の名は、戦国時代の駿河(静岡県)を治めた守護大名の大物として有名です。
 ただし何をもって有名かと言うと、本人にとっては、はなはだ不名誉なものでした。
 言わずと知れた桶狭間の戦いで、織田信長の奇襲を受けて敗死した人物としてのみよく知られているのです。
 信長の引き立て役として、これまでに小説やドラマや映画に何度登場したかわかりません。

 通説の今川義元。それを総合して、もっともコミカルに描写すると、以下のような感じです。

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