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あまくさ

Author:あまくさ


 平将門の生涯を追うと、平安時代中葉~後半期の関東地方が、深刻なアナーキズムにつつまれていたことがわかります。東北の蝦夷との強いられた戦争。都の権門や国司たちによる過酷な搾取。
 関東の武士や民衆は、みずから汗を流して開拓した農地を守るため、立ち上がりました。それが、将門をリーダーとする大反乱です。
 将門は「新皇」と名乗り、「関東独立王国」を建設しようとしましたが、この歴史上初めての壮大な実験は、あえなくついえました。彼らの政権構想が、あまりに未熟だったからです。
 将門と坂東武者たちの見果てぬ夢。それが実現したのは、2世紀あまりのちのこと。源頼朝の登場まで待たなければなりませんでした。
 鎌倉幕府成立の本質は、武士による革命であり、働く者を社会の中心にすえる「世直し」とも言えるものでした。


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19 田沼意次と、近世通貨の歴史

 江戸時代中期、幕府は経済の分野での多くの”実験”を試みました。
 有名な田沼意次が政権の中枢をになったころのことです。
 
 歴史の流れの中で、その後の”日本”に大きな影響をもたらした重要な時代がいくつかあります。
 田沼時代もそのひとつと言えるでしょう。

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5 江戸の経済危機に挑んだ男

 村井淳志『勘定奉行 荻原重秀の生涯 -新井白石が嫉妬した天才経済官僚』集英社新書

 この本は、読み応えがありました。

 荻原重秀は、書名にもあるように江戸時代の勘定奉行です。
 知る人ぞ知るというタイプの人物で、一般的には知名度は低いでしょう。まとまった史料も少ないようです。
 著者は丹念に一次資料を渉猟し、謎の多かった隠れた逸材の実像を浮かび上がらせました。
 以後、荻原重秀を知りたかったら、これを読め。
 そういう本に仕上がっています。


 さて。以下は、個人的な感想です。

 私がこの本の中で一番おもしろく読んだのは、「第四章 佐渡渡海」の部分でした。

 ただ、やはりあまり知られていない人物なので、それについて書く前に、荻原重秀の代名詞とも言える業績「元禄改鋳」について私なりに説明してみます。

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